関節、筋・腱・腰の再生医療(PRP療法)|祐天寺駅|つくる整形外科 祐天寺駅前スポーツクリニック

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関節、筋・腱・腰の再生医療(PRP療法)

関節、筋・腱・腰の再生医療(PRP療法)|祐天寺駅|つくる整形外科 祐天寺駅前スポーツクリニック

最近話題となっている再生医療です。
自費診療となるため治療費は保険診療と比較すると高額になり、東京都内の施設では1回数十万円の治療を複数回おすすめしている医療機関もあります。
当院では高い効果のある治療を一部のかたに限定することなく多くの方に経験していただきたいと考え安価に設定しております。安価に設定しておりますが決して効果に乏しいものではなく、安全性、清潔性が高く、高い効果の信頼できるArthrex社製のキットを用いております。
安心できる治療の選択肢のひとつとして変形性関節症に対する手術前の一手、スポーツへの早期復帰のサポートとして検討していただきたいと思います。

治療の流れ

1

治療適応の決定(保険診療)

通常の一般整形外科診療を受診していただきます。
通常の保険診療での診察、画像検査を実施いたします。
(保険診療内での治療、運動器リハビリテーションが効果的と判断した場合はまず治療をおすすめいたします。)
再生医療の適応である場合には治療の説明をさせていただき同意書を作成いたします。患者さんのご都合のつく治療日の予約いたします。

2

PRP療法(自費診療)

治療は1日(30分前後)で終了いたします。
専用のキットを用い約15mlの採血を実施します。(図①)
採血した血液を遠心分離機にかけPRPを分離いたします。(図②)
超音波で確認しながら治療部位に注射を行います。(図③)
治療後は普段通りの日常生活が可能です。

  • 図 ①PRP療法 図①
  • 図 ②PRP療法 図②
  • 図 ③PRP療法 図③

料金

費用には、治療に伴う診査、PRP調製のための採血にかかる費用、PRP調製費用、注入にかかる費用が含まれます。左右両側に投与する場合は、2回分です。
より高い効果を出すために2~3回の実施をおすすめすることもあります。

1.関節注射

1部位 2部位同時割引
一般の方 50,000円 85,000円
学生の方 30,000円 55,000円

※全て税込

2.筋・腱・腰

1部位
一般の方 40,000円
学生の方 25,000円

※全て税込

再生医療(PRP:Plate-Rich Plasma療法)は、患者さん自身の血小板を含んだ血漿を損傷した組織に注射することで、治癒・再生速度を上げる再生医療です。高濃度の血小板には様々な成長因子が含まれているため、自然治癒過程を活性化させ自己修復力を強化してくれます。すり減った軟骨や傷んだ筋腱の再生や、手術の回避・治療期間の短縮が期待される治療法です。
このPRP療法は、国の認可を受けた施設・医師にしか投与を許されていない再生医療です。
当院は法律に基づいた「再生医療等提供計画」を提出し第2種・細胞培養加工物(PRP)の関節内投与(計画番号PB3220127)、第3種・細胞培養加工物(PRP)の筋肉・腱・靭帯への投与(計画番号PC3220191)が許可されています。

PRPとは

PRPはPlatelet-Rich Plasmaを略した名称で、多血小板血漿と言います。PRPは血小板を濃縮して活性化したものです。血小板は血液1μLに10~40万(個)含まれて、血液全体に占める割合は1%以下と言われています。血小板は、血管が傷ついたとき、傷ついた場所に集まって血を固める働きがあります。その際、血小板から多量の成長因子が放出されます。この成長因子は、傷ついた組織の修復をうながします。この成長因子を使って、治りにくい組織の修復を行い、早く組織を修復する方法がPRP療法です。

主な適応疾患

  • 変形性関節症(変形性膝関節症、股関節症、足関節症など)
  • 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
  • 上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
  • 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
  • 足底腱膜炎
  • アキレス腱障害(アキレス腱炎・腱周囲炎)
  • 肉離れ(筋不全断裂)
  • 肘・膝・足関節靭帯損傷
  • 手関節TFCC損傷
  • 膝半月板損傷
  • 慢性腰痛症など

治療の特徴

  • 提供(採取)する細胞はご自身の血液なので、拒否反応・アレルギーが起こりにくいです。
  • 日帰りでの処置が可能です。
  • 治療後から普段の生活が可能です。
  • 何度でも受けることができます。
  • 超急性期、急性期、亜急性期、慢性期のどのタイミングでも受けることができます。
  • 関節、筋、腱、靭帯、骨など運動器の大半に対して治療を行うことが可能です。

治療の注意点

  • 治療効果に個人差があり、患者様によっては、ご満足いく結果に至らない場合あります。
  • 数日間、炎症(痛み、熱感、赤み、腫れ)を伴います。
  • 一度に広範囲の治療を行った場合、硬さ・しこりが残ることがあります。
  • PRPを投与する箇所、またご自身の血液(細胞)を採取する部位に感染症が起こる可能性があります。
  • 適切な物理的負荷を加えないと、治療部位が硬くなり長期的な痛みの元になる可能性があります。
  • 長期にわたる治療効果は確認されていません。
  • 社会保険・国民健康保険など医療制度上の保険で受けることができません。

再生医療については下記バナーよりリンク先もご参照ください(当院も掲載されております)。